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護摩祈祷

護摩とは

護摩の語源は、古代インドの言語、サンスクリット語の「ホーマ」の音写で、供物を火中に投入して焼く、あるいは焚くといった意味があります。

インドでは古来、天空に神が宿ると考え、聖なる火の中に供物を投入し、天空の神々に供養することによって人々の安寧を祈願してきました。

このホーマの修法が仏教に取り入れられ、自己完成の修法として、さらには諸願成就の修法として確立されました。

なお、わが国へ護摩の修法を伝えたのは、真言宗祖・弘法大師です。

「お火加持」

護摩ご祈祷のとき、護摩札やお守り、信徒の持ち物などを護摩の火にあてることを「お火加持」といいます。護摩の火は、お不動さまの智慧の象徴で、私たちの心の迷いや苦しみの原因である煩悩を焼き清め、清らかな悟りの種を芽生えさせてくださいます。

また、この智慧の火は私たちの心を清めると同時に、あらゆるものにおいて、汚れを焼き尽くし、そのものが本来備えている働きを存分に発揮させる功徳があります。

「お火加持」は、お不動さまのこの智慧の火によるお加持のことを言いますが、「加持」とは、仏様の御心と私たちの心とが結びついた状態を意味します。

お不動さまが私たちを慈しみ憐れんでご加護くださいますことを「加」といい、私たちがお不動さまへの信仰を通して、そのご加護を受け止め感謝することを「持」といいます。とりもなおさず、それはお不動さまの慈悲の御心と私たちの信心がとけあって、お不動さまのご霊験ご加護をいただくことであります。

花林寺での護摩奉修

花林寺では、下記日程で護摩奉修を行っています。

  • 毎週日曜日
  • 毎月 1日・15日・21日・28日
  • 正月・お彼岸・お盆

午前11時から

※事前のお申し込みは不要です。
ご希望の方は、当日の午前10時半までに来寺ください。


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